開咬

開咬と歯並びの悪さは矯正歯科治療が必要です。舌が出てしまうのも治すことができます。大がかりですが、本当にその必要があるのか不安な患者様が多いです。開咬(オープンバイト)は、放っておくと上下の前歯のすき間が大きくなり、あごの形にも悪い影響を与え、年齢が高くなるにつれて矯正歯科治療が難しい不正咬合になる傾向があります。開咬になる原因には、上下の前歯の間から前方に舌を突き出す癖、あごの形の遺伝、アレルギー性鼻炎や副鼻腔炎、扁桃肥台大などによる口呼吸などがあります。鼻やのどの病気による口呼吸がある場合は、耳鼻科での治療が必要になります。

ある患者様のケースですが、矯正歯科治療をしていて「開咬」という」形になってしまいました。あごの骨が短くなる病気は治療ができないといわれたのですが。このケースの原因としてまず考えられるのは、治療前には目だたなかった舌を突き出す悪い癖が、歯の移動やあごの位置の変化により現れたということです。

この場合、舌の訓練や舌癖除去装置を使い事などによって、治せると思います。鼻やのどの病気で口呼吸をし、開咬状態になった場合には、耳鼻科で原因を調べてもらい、鼻呼吸ができるように治療を受ける必要があります。また、「あごの骨が短くなる病気」の意味がよくわかりませんが、顎関節の退行性変化(下顎の委縮)による開咬と思われます。その場合、退行性変化が停止して安定するのと、自覚症状がなくなるのを数年間にわたり観察診断した後に治療を考えるべきで、矯正歯科専門の歯科医の他に、顎関節治療の専門家とのチームワークが必要です。